蒸気とは、白い湯気の部分ではなく、湯気になる前の透明の部分を指します。
蒸気が冷えることで白い湯気になります。
この蒸気を上手に活用できるのが、蒸しタオルによる美容法です。
今回の記事では、蒸しタオル美容法のやり方やリラックス効果を促す蒸気の力について紹介します。
蒸しタオルで目元を温めてリラックス
温かい蒸しタオルからでる蒸気が疲れを癒してくれます。
椅子やソファなどくつろげる場所にゆったりと座って、目元に蒸しタオルを置きます。
蒸しタオルの温度はおよそ40℃ほどがリラックスするためにベストです。
目元が温まってリラックスしてくると、全身の力が抜けて癒されます。
蒸しタオルが冷めてきたら温かいものに取り換えるのが理想的です。
10分ほど温めると、目元がポカポカと温まるのはもちろんですが、目元だけではなく体の思わぬところに良い変化が起こります。
蒸しタオルで目元を温めると、顔や首の体温が上がり、そればかりか手の温度も上昇します。
体の中で目元や首元は、特に温かさを感じやすいポイントです。
ここを蒸しタオルの蒸気で温めると脳が心地良いと感じ、神経の働きによって手足の血管が広がり、体温が上がることが研究で明らかになっています。
さらには、目の周辺のむくみがとれることで開きが良くなり、見た目もパッチリと変わります。
目元を蒸しタオルで温めることで、目の疲れがとれてピント調節機能が回復したり、ドライアイの予防に役立ったり、さらには寝る前に行うとリラックスして熟睡を促します。
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蒸気は熱伝達に優れている
目を温めるだけなら他の物を使っても良さそうですが、蒸気には特別な力があるのです。
蒸気の熱と、乾いた熱がどのくらい熱が伝わりやすいかを比べた研究によると、蒸気の熱の方が広く熱が伝わることが分かっています。
乾いた熱に比べて蒸気の熱は、約30倍も熱を伝達する能力が高いと言われています。
蒸気は、肌にまんべんなく付いて熱を伝えるため、体の内側まで効率的に温めることができるのです。
蒸しタオルは、お湯とタオルさえあれば、家庭でも簡単に準備できるので、手軽にでいる美容法と言えます。
身も心も蒸気で満たされると、とても良い生活が送れるのではないでしょうか。
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蒸しタオル美容法
朝のスキンケアのやり方
朝の洗顔を蒸しタオルに替えることでリラックスとリフレッシュを同時に得られる気持ち良い朝になります。
蒸しタオル洗顔で使うタオルは、ハンドタオルサイズのものが使いやすい。
使用する蒸しタオルの温度は40℃ほどです。
蒸しタオルを目元に当てる部分を二重にして、顔全体にタオルを当てて温めていきます。
蒸しタオルが冷めたら、温かいものと交換してもう一度顔に蒸しタオルを当てて温めていきます。
その後、目元や毛穴の汚れが気になる小鼻は、蒸気で温められて汚れが落ちやすくなっているので、優しく汚れを拭き取っていきます。
そして、仕上げにマッサージを行います。
耳のまわり軽く刺激したり、うなじから首筋をさすったりしていくと、さらに血行が良くなり、すっきりとした気分で朝を迎えられます。
蒸しタオルの蒸気で目元や首を温まると、体温が上がり血行も良くなります。
その結果、お肌の調子も整い、お化粧ののりも良くなる傾向があります。
朝起きて、冷たい水で顔を洗っているよりも、温かい蒸しタオルで洗顔する方が、美容法としてはより良いやり方だと言えます。
夜のスキンケアのやり方
まずはマスカラなどのポイントメイクを落として、クレンジングを顔に馴染ませます。
その上から朝と同じように蒸しタオルを顔にのせます。
その後、クレンジングを蒸しタオルの汚れていない部分で拭き取り、もう一度温めた蒸しタオルを顔にのせてメイク落としは完了です。
蒸しタオルした後は、すぐにスキンケアしないと乾燥していまうので、肌にオイルなどで保湿ガードしておくのがポイントです。
オイルが素肌に吸収されるので潤いもアップします。
このままでも十分ですが、さらにスキンケアをする時は、パックの上からも蒸しタオルを被せると美容効果がアップします。
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