顔の産毛が濃いと、顔色がワントーン暗く見えがちです。だからこそ顔のムダ毛は定期的に剃ってきれいに保つことが大切です。
今回は、顔のムダ毛の剃り方や使用するカミソリのお手入れ方法について紹介します。
顔の産毛の剃り方
洗顔
まずは、ぬるま湯で顔を洗い、毛をやわらかくして剃りやすくします。
保湿ジェル
産毛を剃る時に顔につけるのは保湿タイプのジェル(透明または薄い白)を使います。何もつけずにそのまま剃るとお肌を傷つけてしまうので、必ずジェルを塗りましょう。使用するジェルは透明または薄い白が望ましい。色付きのジェルは、剃り残しの原因になるので避けましょう。
使用する保湿ジェルは、顔用ではなくても、手やボディ用でもOKです。念のため事前に自分の皮膚に合うかどうか確認してから使うようにしてください。
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カミソリ
使用するカミソリは、家庭用のL字型カミソリを使います。刃の長さが長い物(顔用)と短い物(眉毛用)を準備して、使い分けるときれいに剃れます。刃が長いカミソリで剃る場所は、額、頬、フェイスライン、顎の下です。
刃が短いカミソリで剃る場所は、眉、鼻、口元です。口元の産毛を剃る時は、口の内側から舌を押し当てて皮膚を伸ばした状態で剃ると、埋もれてムダ毛が剃りやすくなります。
眉毛を剃る前に、眉毛の輪郭を描いておくと、失敗しないで済みます。眉毛の上側を剃る場合はカミソリを額に向かって動かします。眉毛の下側は横方向に剃っていきます。
小鼻を剃る時は、ムダ毛と一緒に表面に浮き出た汚れを削り取るイメージです。シェービングでムダ毛だけではなく、毛穴に詰まった皮脂や、ファンデーションの残りも取り除けます。
顔は思いのほか凹凸があるものです。ですから、使用するカミソリはT字よりも小回りのきくL字の方が良い。
カミソリで剃る時は、毛の流れにそって剃ることがポイントです。毛の流れに逆らって剃ると皮膚を傷つける原因になるのでNGです。
さらに、5倍の拡大鏡があると細かな産毛も見やすいので便利です。良く見るということは、剃り残しが減るだけではなく、顔全体をむやみに剃ることがなくなるので、皮膚を傷つけにくくなるというメリットもあります。
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洗顔・保湿
全て剃り終えたら、ぬるま湯で軽く洗い流します。顔についた毛を軽く洗顔するだけで十分です。
最後に手のひらにたっぷり化粧水をとって、顔全体に染み込ませます。
顔全体の産毛がなくなるだけで、肌がワントーン明るく見えるようになります。
顔の産毛を剃る頻度
顎から口周りの皮膚は、約6週間で新しくなるので、皮膚を保護するという意味では、顔の産毛剃りの頻度は「1ヵ月に1度」が望ましい。
しかし、1ヵ月も剃らないと産毛がフサフサに生えてしまう場合は、剃る前に保湿ジェルを使ってしっかりと顔の保湿を行ってから、皮膚を傷めないように注意して剃るようにしましょう。
カミソリのお手入れ
使用後のカミソリを、ティッシュペーパーやタオル、歯ブラシなどで、刃先をこすると、刃のコーティングが取れてしまいます。
カミソリの刃についたコーティングの役割は、肌の上での滑りをよくして引っかかりをなくすことなので、このコーティングがはがれると、肌を傷つけてしまう原因になるのです。
また、カミソリの刃を石鹸などで洗った後に、十分に洗い流さないと、刃が錆びやすくなるのでNGです。
カミソリの刃先を清潔に保つためには、使用後のカミソリの刃をぬるま湯で洗い流し、水気を切って風通しの良い場所で保管するだけで良いのです。
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