一口に化粧水といっても、いくつかの種類があり、種類によって使用するタイミングも違います。
今回の記事では、化粧水の種類と役割についてや、コットン使用と手使用のメリット・デメリットについて解説していきます。
化粧水の役割
化粧水を使用することで、水分を補いしなやかな肌にします。
そして、次に使う乳液や美容液の浸透を高めます。
化粧水の種類
柔軟化粧水(一般的な化粧水)
柔軟化粧水は、広く使われる一般的な化粧水で、保湿や美白、エンジング、ニキビ、敏感肌など、目的によって選びます。
さっぱりタイプやしっとりタイプなど、肌につけた時の感覚はいくつかのタイプがあります。
拭き取り化粧水
拭き取り化粧水は、クレンジングや洗顔で落としきれない肌の汚れや古い角質を取り除く効果が期待できます。
肌の表面を清潔にし、次に使う化粧品の浸透を高めます。
なかには保湿、美白効果のある成分が配合されているものもあります。
肌の汚れや角質を取り除く、うるおいを与える、軽いピーリング効果など、各メーカーによって特徴があります。
古い角質や肌の汚れを取り除くことが目的なので、化粧水を使う時はコットンを使用します。
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収斂化粧水(アストリンセント、トーニング)
収斂化粧水は、肌や毛穴を引き締め、お肌のテカリを防止し、化粧崩れを防ぐ効果が期待できます。
皮脂が多い方や毛穴トラブルが気になる方におすすめです。
収斂化粧水は、乱れた肌のキメを整えながら、引き締める化粧水です。
保湿効果があるだけではなく、瞬時に肌を引き締め、皮脂をコントロールし、キメを整えます。
毛穴の開きやキメの乱れ、化粧崩れが気になる肌におすすめです。
収斂化粧水を使用するタイミングは、まずクレンジングをして、洗顔、柔軟化粧水(一般的な化粧水)、乳液など肌を整えた最後に収斂化粧水を使います。
収斂化粧水は、コットンに500円玉大より少し多めに含まれて、肌がひんやりするまで軽くパッティングを行います。
特に毛穴の開きや皮脂浮きが気になる部分は丁寧に行います。
パッティング途中でコットンが乾いてきたら、収斂化粧水を足してください。
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大容量化粧水
大容量化粧水は、コットンパックやローションパックにも使え、日焼け後のほてりを鎮めます。
量が多いので、全身の保湿にも使用できます。
化粧水はコットンと手どっちがいいの?
化粧水のコットン使用と手使用は、どちらもメリットとデメリットがあります。
コットンを使い方は、まず化粧水をコットンに500円玉大ほど含ませ、コットンの裏面にも浸透するようにします。
コットン使用のメリットは、顔全体に化粧水が均一にムラなく塗布できるという良さがあります。
パッティングをする際は、軽い力で短時間行うことがポイントです。
乾いたコットンでパッティングすると、肌に負担をかけてしまうというデメリットがあります。
一方、手使用のメリットは、摩擦の刺激が少なく肌に負担が少ないということです。
また、素手で顔に触れているので、肌のちょっとした変化に気付きやすいというメリットもあります。
ただし、塗りムラがでやすいというデメリットがあるので、数回重ねつけをして目元口元などの細かい場所もしっかりと保湿していきましょう。
オールインワンジェル
女性の化粧水使用率は約75%と言われています。
つまり、残りの25%は化粧水を使っていないということになります。
化粧水を使用していない理由については様々なことが考えられますが、その多くはオールインワンジェルを使っているからだと推測できます。
その他にも、全くスキンケアをしていない人や、皮膚の体質でスキンケアをしたいけどできない人など、いろいろなケースが考えられます。
オールインワンジェルは時短コスメと呼ばれ、女性の社会進出に伴い、スキンケアをする時間がないという現代女性の間で、どんどん使用率が高くなっているコスメです。
そういったことも影響して、化粧水を使わないという方が増えているのかもしれません。
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