身体にイイと話題のブロッコリースプラウトを自宅で栽培して食べてみました。
育て方は簡単で、土も肥料もいりません。水をあげるだけ。
種をまいてから10日ほどで収穫できます。
(寒い季節は14日ほどかかる)
今回の記事では、ブロッコリースプラウトの育て方・栄養・食べ方を紹介します。
ブロッコリースプラウトとは?
ブロッコリースプラウトとは、ブロッコリーの新芽のことを言います。
植物の栄養素は、種の中に多く含まれていて成長すると栄養素は減少していきます。
つまり、最も効率良く栄養を摂取する方法は新芽を食べることと言えます。
ブロッコリースプラウトには、強力な坑酸化作用があるため、体を若々しく保つことに役立ちます。
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ブロッコリースプラウトの育て方
ブロッコリースプラウトはお店でも買えますが、毎日、食べるのであれば、自分で栽培した方がお得です。
育て方も水をかけるだけなのでとても簡単です。
ここでは、実際に私が栽培している方法を紹介します。
準備する物
・ブロッコリーの種(スプラウト用)
・受け皿付きのザル
・コットン
・霧吹き
ブロッコリーの種は必ずスプラウト用の種を使用してください。
通常の種は、成長を促すための薬が使われている場合があります。
通常の種を使用してブロッコリーの新芽を食べてしまうと、薬が抜けきらないうちに食べることになってしまうので注意してください。
私の場合は、受け皿付きのザルとコットン、霧吹きは100円ショップで購入しました。
スプラウト用の種は、通販で1袋100円くらいのを10袋くらいまとめ買いしています。
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栽培できる発芽適温と生育適温
ブロッコリーの発芽適温と生育適温は15℃~25℃です。
適温範囲以内であればいつでも栽培ができます。
種をまく
受け皿付きのザルに濡れたコットン敷き詰めて種を重ならないようにまきます。
それを暗い場所に置きます。
私の場合は段ボール箱に入れて光が入らないようにしています。
コットンが乾燥しないように朝と夜に霧吹きで水をあげます。
基本的には水は毎日あげるようにしますが、水をあげ過ぎるとカビの発生の原因になるので注意していください。
だいたい2日ほどで発芽して1週間で4~5cmくらいまで成長します。
日光にあてる
4~5cmくらいまで成長したら、ブロッコリースプラウトを日光の当たる窓際へ移動します。
2、3日で双葉が緑色に変わり収穫可能になります。
収穫方法は、根元から1cmくらいのところでカットしてください。
ブロッコリースプラウトの栄養
ブロッコリースプラウトには「スルフォラファン」という抗酸化物質が含まれていて、なんと含有量はブロッコリーの20倍以上もあるのです。
しかもその坑酸化作用は3日間も持続するので3日に1回食べれば良いのです。錆びない体作りに役立ちます。
ブロッコリースプラウトの食べ方
スルフォラファンは、前駆体と呼ばれる状態でブロッコリースプラウトに含まれています。
前駆体は細胞が壊れることで、ミロシナーゼという酵素と出会い、スルフォラファンに変化します。
ブロッコリースプラウトの食べ方のポイントは、次の2つです。
・生で食べる
・よく噛む
(生で食べるのでしっかり水洗いしましょう)
ミロシナーゼは熱に弱いため生で食べることが重要です。
また、よく噛んで食べることで、細胞が壊れてスルフォラファンの吸収率が高まります。
私も実際にやっていて簡単にできる食べ方は、パンにハムとブロッコリースプラウトをのせて、その上からマヨネーズをかけて食べる方法です。
その他には、納豆にブロッコリースプラウトを混ぜて食べたり、サラダに入れて食べたりしています。
ブロッコリースプラウトは、ピリッと辛みのある味なので、刺身にのせたり、料理に加える薬味としても使えます。
ブロッコリースプラウトは、生で食べるので、O157などの感染症の可能性が全くないとは言えません。
自分で栽培して食べる場合は、自己責任でお願いします。
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