こんにゃくは、健康・美容に良いと改めて注目されているスーパーフードです。
こんにゃくは、値段も安くて低カロリーなうえに、食物繊維が豊富に含まれています。
100gのレタスに含まれる食物繊維が1.1gに対して、100gのこんにゃくに含まる食物繊維は3gもあります。
こんにゃくには、カルシウムも含まれていて、お肌に良いコラーゲンの生産力を高めると言われています。
こんにゃくは2種類ある
こんにゃくには、「生ずり」と「こんにゃく粉」から作る2種類があります。
生ずりは、こんにゃくの生芋をペースト状にしてから固めたものです。
原材料名に「こんにゃく生芋」と書いてあるものが、生ずりで作られたこんにゃくです。
生ずりは、見た目が白っぽいのが特徴で、歯切れの良い程よい固さになっています。
一方、スーパーでよく見るグレーのこんにゃくは、こんにゃく芋を乾燥させて粉砕したこんにゃく粉を使って作られています。
その違いは、原材料名に「こんにゃく粉」と書かれているので分かります。
こんにゃく粉で作られたものは、生ずりで作られたものに比べて固い食感になります。
こんにゃく粉で作ったものには、ひじきの粉末を入れっているので色が黒っぽくなっています。
こんにゃく芋だけで作ると、白いこんにゃくになります。
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おでんのこんにゃくは煮込まない
こんにゃくは、長時間煮込むと水分が出て乾燥してしまいます。
おでんに入れるこんにゃくに味を染み込ませようとして、長時間煮込むと固くなってしまいます。
おでんに入れるこんにゃくは、煮込まずに食べる直前におでんと一緒に煮る程度で良い。
おでんの冷めただし汁にこんにゃくを一晩つけておくだけでも美味しくいただけます。
こんにゃくのセラミドの効果
ブリ大根を料理する時は、一緒にこんにゃくを入れると美味しくなります。
こんにゃくに含まれるセラミドという成分がブリに染み込むと、ふっくら美味しく仕上がります。
ブリとこんにゃくを20分ほど煮込むと、こんにゃくに含まれるセラミドがブリの身に弾力を与えて、養殖の格安ブリでも身がふっくらしてきます。
こんにゃくのセラミドの効果は、ブリだけでなく他の魚料理でも同じ効果が期待できます。
魚の煮込み料理には、一緒にこんにゃくを入れると美味しくいただけます。
まるでお肉の食感!冷凍こんにゃく料理
こんにゃくを一度、冷凍してから調理すると、食感がお肉のようになります。
こんにゃくを冷凍すると、細胞内の水分が外に出て組織が固まることで、コリコリとしたお肉のような歯ごたえのある食感に変わります。
一度、冷凍してから解凍したこんにゃくは、以前とは全く違った歯ごたえになります。
こんにゃくがお肉の食感に変わる調理方法はとても簡単です。
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冷凍こんにゃくの調理方法
まず、こんにゃくを冷凍庫で冷凍してからお湯で解凍します。
解凍したこんにゃくをキッチンペーパーを使って水分をしっかりとります。
水分をとったこんにゃくをフライパンを使って焼いた後は、焼き肉のタレをからめれば、まるで焼き肉のような食感のこんにゃく料理が出来上がります。
こんにゃくは低カロリーで食物繊維が豊富に含まれているので、ダイエット中の食事に最適と言えます。
その他にも、解凍したこんにゃくに小麦粉、溶き卵、パン粉をつけて油で揚げれば、まるでトンカツのような味わいになります。
さらには、解凍したこんにゃくを醤油と生姜で味付けして小麦粉をまぶして油で揚げれば、唐揚げのような食感で変わります。
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