女性の力でかぼちゃの硬い皮を包丁で切るのは大変・・・
ホクホクのかぼちゃの煮物を味わいたいのに、どうしてもベチャベチャになってしまう・・・
こんなお悩みありませんか?
今回の記事では、かぼちゃを簡単に切る方法や、かぼちゃの煮物をベチャベチャにしないコツについて紹介します。
かぼちゃの皮はなぜ硬い?
実はかぼちゃの皮は熟すほど硬くなり、皮が柔らかいかぼちゃはまだ熟してないから美味しくないのです。
収穫後のかぼちゃは、店頭に並ぶ前に数日間熟成させているんです。
これは追熟といって、かぼちゃの果肉に含まるデンプンを糖に変え、さらに甘くする作業です。
ところが、この時にかぼちゃの皮に含まれる水分が蒸発してしまうので、かぼちゃは甘い分硬くなってしまうのです。
硬いかぼちゃの皮を簡単に切る方法
かぼちゃの皮はとても硬いので、包丁で切る時にケガしそうでこわい。
そんな時に菜箸を使って一工夫すると包丁の刃がすっと入って簡単に切れます。
かぼちゃヘタとは反対側のヘソのような部分に菜箸をぐっと押し込みます。
かぼちゃの中央の種が入っているあたりまで、菜箸を強く押し込んでいきます。
この部分はヘタよりも柔らかいので、菜箸がぐんぐん入っていきます。
包丁の刃を入れる時に、菜箸で開けた穴がテコの原理の支点になります。
菜箸で開けた穴に包丁の先を入れると、そこを支点にしたテコの原理が使えるので少ない力で楽に切れるようになります。
菜箸で開けた穴に包丁の先を入れて、かぼちゃの半分ずつ切っていきます。
最後に切り残した部分を手で割れば簡単にかぼちゃを半分にすることができます。
この技を応用すれば、菜箸で開けようのないカットかぼちゃも簡単に切れます。
Sponsored Links
包丁の先の部分をまな板に付けると、包丁の先が支点になります。
その状態から包丁を動かすことでテコの原理が使えます。
カット中にかぼちゃが動きやすい場合は、下に濡れ布巾を敷くとかぼちゃが滑りにくくなります。
女性の力では硬いかぼちゃの皮を切るのはとても大変な作業です。
包丁の先をまな板に付けたまま動かさずに、テコの原理を利用して切ると作業が楽になります。
それでも、どうしても硬くて切れない場合は、電子レンジでかぼちゃを温めると切れやすくなります。
Sponsored Links
かぼちゃの煮物をベチョベチョにしない方法
ホクホクのかぼちゃの煮物を味わいたいのに、いざ作ってみるとベチョベチョの食感になってしまう。
ベチョベチョになってしまう原因は作り方にあります。
かぼちゃの煮物を作る時に最初に強火にしてしまうと煮崩れを起こす原因になります。
かぼちゃの煮物を作る時は弱めの中火が基本です。
ベチョベチョになるかの分かれ目は80℃です。
80℃を超えるとかぼちゃに含まるデンプンが柔らかくなり過ぎて煮崩れを起こしてしまいます。
かぼちゃに味が染み込むポイントは、火の強さではなく調理の時間です。
80℃よりも低い温度の中火でことこと煮込むと美味しく仕上がります。
かぼちゃの煮物の作り方
<材料>
かぼちゃ・・・4分の1個
水・・・400ml
砂糖・・・小さじ2杯
万能つゆ(3倍濃縮)・・・80ml
火をつける前の鍋に水と砂糖と万能つゆを入れます。
万能つゆは薄めに使うのがポイントで、3倍濃縮のつゆを5倍で薄めて使うと良いでしょう。
煮ているうちに味が濃くなるので、ちょっと薄めかなと感じ程度で丁度良い。
そこにカットしたかぼちゃを並べ、その上からキッチンペーパーの落としぶたをします。
キッチンペーパーの落としぶたで煮崩れを防ぐことができます。
あとは火をつけて煮るだけです。
火が鍋の底にギリギリあたるくらいの弱めの中火で20分ほど煮ると完成です。
Sponsored Links
おすすめの記事
カビが生えやすい家の中の場所とは?部屋のカビを予防する方法を紹介!