焼きそばやお好み焼き、とんかつなど、美味しさの秘密は「ウスターソース」です。
今回の記事では、ウスターソースの簡単な作り方やアレンジ方法などを紹介します。
実は、ウスターソースは、野菜や果物、香辛料さえあれば、家庭で手作りできるのです。
自分で作ったウスターソースは、買ったものでは味わえない特別なものになることでしょう。
一度、手作りウスターソースを使ったら、やみつきになるかもしれません。
ウスターソースはイギリスが発祥
ソースというと「中濃ソース」や「とんかつソース」などを思い浮かべますが、これらはウスターソースの仲間で、とろみや甘さを変えて料理に合わせやすいようにアレンジしたものです。
そのウスターソースはイギリスが発祥です。
日本では、とんかつやお好み焼きなど、ウスターソースを料理にかけて使いますが、イギリスでは料理の味付けに使うことがあります。
スカウスと呼ばれるウスターソースで味付けたイギリス風の肉じゃががあります。
イギリスのウスターソースの特徴は、アンチョビが使われています。
日本のウスターソースは甘味がありますが、イギリスのウスターソースはスパイシーで酸味があります。
ウスターソースの作り方
<野菜や果物>
トマト
玉ねぎ
にんじん
にんにく
しょうが
りんご
ぶどう
しいたけ
昆布
煮干し
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トマト、玉ねぎ、にんじんなど、煮込むと甘味が増す野菜を使います。
昆布と煮干しで旨味を加えるのもポイントです。
これらの材料全てをみじん切りにします。
煮干しはえぐみが出ないように、頭と内臓を取ってから茶袋に入れます。
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<香辛料>
黒粒こしょう
花椒(ホワジャオ)
グローブ
シナモンスティック
カルダモン
赤とうがらし
ローリエ
タイム
これらの香辛料を茶袋に入れた野菜や果物と一緒に煮込みます。
3リットルの水を加えて、じっくり煮込むと750mlほどのウスターソースが出来上がります。
家庭でウスターソース作りをする人はあまり多くはないと思いますが、ウスターソース作りは、材料さえ用意できれば、後は煮込むだけなので誰でも簡単に作りことができます。
鍋に3リットルの水と、みじん切りにした野菜や果物、茶袋に入れた煮干しや香辛料を一緒に入れて、水分が3分の2くらいになるまで煮詰めます。
これらを1時間ほど煮込むと、水分が3分の2くらいになります。
その後に、ハチミツ・塩・しょうゆ・酢を入れて味を調え、火を止めて一晩寝かします。
一晩経ってから、雑味が入らないように優しくさらしでこします。
絞りとった水分を好みの濃さになるまで煮詰めてウスターソースの完成です。
取り除いた野菜などの材料は、捨てずにカレーや炒め物などの具材に使うと美味しくいただけます。
ウスターソースのアレンジ方法
手作りウスターソースにさらにアレンジを加えることで、いろいろな味わいが楽しめます。
たとえば、ウスターソースにハチミツをハチミツを加えれば、さらに深みのある味わいになります。
または、ウスターソースに辛子を加えれば食欲も進むパンチのある味わいになります。
さらには、ウスターソースに米酢を加えると、サラダに相性が良いドレッシングにもなります。
ウスターソースは、出来上がった料理にかけるだけではなく、料理の隠し味にも使えます。
野菜炒めの隠し味やスパゲティーの隠し味など、いつもの料理にちょっと加えるだけで、味わい深いものに変わります。
ウスターソースは、様々な材料の旨味を凝縮している特別な調味料です。
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