栄養ドリンクなどに含まれている「タウリン」は、疲労回復に効果がある成分として広く知られてます。
実は、夏に旬の時期をむかえるタコにタウリンは豊富に含まれています。
その他にも、タコには疲労回復に役立つ栄養素がたっぷり含まれているので、夏バテ予防に最適な食べ物と言えます。
今回の記事では、夏バテ対策として効果的な食べ物や、夏に知っておきたい食べ合わせについて紹介します。
夏バテ対策にはタコの疲労回復効果!
猛暑日が続くと、どうしても疲れがとれずに夏バテぎみになりやすい。
そんな時は、夏に旬の食材を食べて、夏バテ対策を心掛けてみるのはいかがでしょうか。
夏はタコが旬の季節です。
古くからの「土用のタコは親にも食わすな」ということわざがあります。
夏の土用の時季のタコの美味しさは、親にさえ食べさせるのが惜しいほどだという意味のことわざです。
タコには、タウリンという疲労回復の効果が期待できる栄養素が多く含まれいます。
Sponsored Links
その他にもタコには、ビタミン類やミネラルが豊富に含まれているので、夏バテ対策のために優れて食べ物だと考えられています。
タコに含まれる疲労効果の高いタウリンという栄養素は、タコの足1本でおよそ栄養ドリンク1本分のタウリンが含まれていると言われています。
さらに、タコには疲労を除去してくれるビタミンEやビタミンB群も豊富に含まれているので、まさに夏バテ対策の食材と言えます。
夏バテ対策にはタコの刺身よりもタコのから揚げが最適!
一般的なタコの刺身は、下茹でしてから包丁でスライスして刺身になります。
タコに含まれるタウリンは水溶性のため、茹でしまうと、茹で汁に流れて出てしまうので、疲労回復効果が損なわれてしまいます。
一方、タコのから揚げは、生の状態から油で揚げているので、タウリンが流れてることを抑えることができ、タコの疲労回復効果を損なうことがない。
タウリンは加熱調理しても損なわれることはないので、タウリンたっぷりのタコのから揚げは、夏バテ対策に最適の食べ物だと言えます。
タコのから揚げにレモン汁をかけて食べると、レモン汁に含まれるクエン酸が胃を刺激して、胃酸の分泌を促すので、胃の働きが弱っている夏の時期には、とても良い食べ合わせと言えます。
ちょっと変わった組み合わせとしては、カレー粉をかけても美味しくいただけます。
カレー粉に含まれる香辛料も、胃を刺激して、胃酸の分泌を促進させるので、消化を助けてくれます。
Sponsored Links
オクラやとろろはタンパク質と一緒に摂る!
オクラやとろろなどのネバネバ成分は、体に良いことで知られていますが、夏バテ対策としては、ネバネバ成分の多い食材に加えてタンパク質を一緒に摂取すると良いと言われています。
たとえば、アグロの刺身にとろろをかけたり、オクラと納豆を一緒に混ぜて食べても良いでしょう。
オクラやとろろ、海藻類などのネバネバ成分だけでは、それぞれを組み合わせて食べても夏バテ対策の相乗効果は薄いと言われています。
ネバネバ成分とタンパク質を一緒に摂取することで消化を助ける働きがあります。
納豆や卵などのタンパク質と合わせると、疲労回復効果が期待できますと考えられています。
夏場の食べ合わせの新事実!
昔から食べ合わせが悪いと言われている食べ物は「ウナギと梅干し」「スイカと天ぷら」。
この組み合わせで一緒に食べてはいけないと一般的に言われていますが、本当はどうなのか?
実はウナギと梅干しは食べ合わせが良い!?
ウナギには脂が多く含まれていますが、その脂の消化を梅干しに含まれるクエン酸が助けてくれるので、栄養学的には、「ウナギと梅干し」の食べ合わせは良いと考えられています。
梅干しに含まれるクエン酸が胃に刺激を与えることによって、胃酸の分泌を促し、胃もたれしやすいウナギの脂の消化をサポートしてくれるのです。
昔から「ウナギと梅干し」の食べ合わせが悪いと言われている理由については諸説ありますが、ウナギと梅干しを一緒に食べると高価なウナギをサッパリと食べられるので、高価な食べ物をたくさん食べないようにと贅沢を戒めることから、食べ合わせが悪いと言われてきたという説があります。
スイカの水分と天ぷらの油がケンカ!?
天ぷらは揚げてあるので油が多い食べ物です。
一方、スイカは水分が多い食べ物です。
昔から油と水はケンカをすると言われているので、結果的に消化の邪魔をすると考えられてきました。
スイカの水分と油が合わさると、胃酸が薄まり、消化不良を起こす可能性があると言われているので、できれば避けた方が良い食べ合わせだと考えられています。
Sponsored Links
おすすめの記事
日傘(遮光・uvカット)人気の軽量折りたたみの晴雨兼用日傘や日傘選びのコツなどを紹介!
お中元とお歳暮の時期はいつから?時期を過ぎた時の対処法を紹介!