春キャベツは葉が柔らかく、巻きがゆるい、甘味があってみずみずしいのが特徴です。
種類によっても異なりますが、春キャベツは冬キャベツに比べて葉がふんわりと柔らかい、糖質を蓄えているのでやさしい甘さがあります。
1日の野菜の摂取量
野菜を習慣的に食べることは、健康に良いとされていますが、1日の野菜の摂取量をご存知でしょうか?
厚生労働省が推奨している1日の野菜の摂取量は350gです。
緑葉色野菜、単色野菜、キノコ類など、様々な種類の野菜をバランス良くとっていくことが大切です。
しかし、野菜をいっぱい食べるのは、結構大変なので、食べ方に工夫が必要です。
Sponsored Links
春キャベツの蒸し焼きの作り方
春キャベツの蒸し焼きは、8等分にした春キャベツをフライパンに並べ、キャベツだけの水分で蒸し焼きするという簡単な料理です。
まずは、春キャベツ1玉を8等分に切ります。少し芯を残すように切り分けるのが切り方のポイントです。
春キャベツは、芯まで柔らかく甘味があって美味しいので、芯を全部取り除いてしまってはもったいない。
8等分したキャベツを、油を引いていないフライパンに並べて、フライパンのフタをして中火で5分ほど蒸し焼きにします。
キャベツの片面が焼けたら、ひっくり返して、さらに5分ほど蒸し焼きにします。後はごま油で風味付けし、塩で味を調えれば完成です。
春キャベツの蒸し焼きは、ジューシーで甘味あって、とても食べやすいので、キャベツを生で食べるよりも簡単に摂取することができます。厚生労働省が推奨する1日の野菜の摂取量350gを目指すためには、野菜の蒸し焼きが有効です。
春キャベツに含まれる栄養素
春キャベツは、冬キャベツに比べて葉の緑が濃いため、βカロテンが多く含まれています。βカロテンは粘膜を保護する働きなどが期待できる栄養素です。
そして、体に吸収されると、血液の状態を良くするビタミンAに変わります。
Sponsored Links
生のキャベツにはビタミンUが含まれています。この栄養素はキャベツなど緑葉色野菜に含まれていて、胃の粘膜を丈夫にし、消化を助ける働きがあります。ただし、ビタミンUは熱に弱いので、加熱調理すると減ってしまいます。
トンカツなどの脂分の多い料理に、生のキャベツの千切りが添えてあるのは、ビタミンUが脂っこい食事の消化を助けるためです。
春キャベツと冬キャベツの違い
もともとキャベツは涼しい環境で育つ冬の野菜ですが、秋に種をまき春に収穫する「春キャベツ」には、一般的な冬キャベツにはない美味しさがギュッと詰まっています。
春キャベツと冬キャベツの違いは、春キャベツは葉の巻きが緩いのが特徴です。冬キャベツは葉が詰まっているのが特徴です。
春キャベツの葉の色は、濃い緑色です。それに比べて冬キャベツは白い部分が多いのが特徴です。
葉の厚さは、春キャベツよりも冬キャベツの方が厚みがあります。葉がうすく柔らかい春キャベツの方が生食におすすめです。
春キャベツと冬キャベツは、収穫の時期が違うだけではなく、品種も違うキャベツです。
日本で最も多く春キャベツを栽培している市町村は、千葉県の銚子市です。(農林水産省 野菜生産出荷統計による情報)
キャベツの産地は、神奈川県の三浦市が有名ですが、春キャベツに限定すると、千葉県の銚子市が1位、神奈川県の三浦市が2位、愛知県の田原市が3位という順番になっています。
銚子市という、水産業が盛んな地域ですが、春キャベツの生産も多い。特に海岸近くで作られた野菜は、潮風によって海からミネラル分が土壌に運ばれてくるので、そこで育った野菜は栄養が豊富に含まれているものが多い。
野菜屋さんが作った青汁はこちらです。
⇒21種の野菜&完全無添加で本当に美味しい青汁♪
【ドクターベジフル青汁】
Sponsored Links