男の子の出世と健康を願って庭先に飾る「鯉のぼり」。
住宅が密集している都市部では、なかなかポールを立てて鯉のぼりを飾ることが難しいので、最近は見かけることも少なくなりましたが、日本人の伝統的な風習が忘れらてしまうのは悲しいものです。
子供の頃に鯉のぼりが青空にたなびく姿が思い出に残っている人ならなおさら、次世代に伝えたいと思うことでしょう。
今回の記事では、鯉のぼりの飾る時期としまう時期や、マンションでも安心して飾れるベランダ用の鯉のぼりや、もっと手軽に楽しめる室内用の鯉のぼりなどを紹介します。
鯉のぼりを飾る時期
鯉のぼりを飾る時期は地方によって様々ですが、一般的には春彼岸(3月18日~24日までの7日間のこと)があければ飾ってもよいとされています。
お祝い物なので、鯉のぼりをいつからあげるかは、日柄の良い時がいいでしょう。
大安の日にあげるのが良いと思いますが、それ以外の日でも下記を目安に飾ると良いかと思います。
大安 ・・・ 一日中吉
先勝 ・・・ 午前中は吉だが午後から凶
先負 ・・・ 午前中は凶だが午後から吉
赤口 ・・・ お昼時吉それ以外は凶、
友引 ・・・ 朝夕吉それ以外は凶
仏滅 ・・・ 一日中凶
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鯉のぼりをしまう時期
鯉のぼりをしまう時期は、5月5日が過ぎたら、あまり遅くならない程度にしまうというのが一般的です。
しまう時期は、この日までときっちり決まっているものではありません。
いつからいつまで飾るというはっきりとした時期はないのです。
鯉のぼりのお手入れの方法は、色落ちを避けるために中性洗剤で付け置きしてから軽く手洗いするのがよいでしょう。
なるべく擦らないように洗い、そのまま絞らずに干しましょう。
ベランダ用の鯉のぼり
子供のために鯉のぼりを飾ってあげたいと思っていても、住宅が密集している都市部などでは、スペース的な問題で、どうしても大きいものが飾れないというご家庭も多いかと思います。
一軒家であっても住宅密集地では「ポールが倒れてきたらどうするんだ!」と、ご近所さんから苦情を言われることもあるようです。
そういった状況を考えて、今はベランダ用の鯉のぼりもあります。
ベランダ用の鯉のぼり
値段も従来の鯉のぼりに比べるとかなりお手頃で、ベランダ用が主流になってきたせいか、昔ながらの職人の技術でベランダ用の鯉のぼりを手掛けるものも多くなっています。
室内用の鯉のぼり
マンション住まいでもベランダ用鯉のぼりは大きすぎるという方には、室内用の鯉のぼりをおすすめします。
たとえベランダ用鯉のぼりを飾ることができても、大きすぎて飾った後の保管場所に困るという問題もあります。
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室内用の鯉のぼりは、コンパクトで、使用しない時に場所をとらないのがいいです。
鯉のぼりはとてもカラフルなので、室内が楽しい雰囲気になります。
季節を感じる飾り物を室内で気軽に楽しめるのがいいです。
室内用の鯉のぼり
鯉のぼりは、「鯉が滝を登り切り、竜になる」という伝説を元に我が子が立派になるよう願ってあげるものです。
ベランダ用の鯉のぼりもいろいろな種類があるので、この機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。
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