靴をぬぐと靴下がじっとり湿っている…そんな経験ありませんか?
靴下が蒸れるのは、汗をかきやすい夏場だけではなく、冬場でもブーツの中の湿気で指先がじっとり蒸れやすい。
それでは、湿気がこもりにくい快適な靴下は、どのような素材でそのような形なのでしょうか。
蒸れにくい靴下の素材と形
冬によく履く素材・形の異なる靴下は次のとおります。
メンコン靴下
ポリエステルやレーヨン、ナイロン、ポイウレタンなど、化学繊維に綿を織り交ぜた靴下。
ウールの靴下
素材はウール、ポリエステル、ポリウレタン。暖かいけど通気性も良い。
厚手のパイル
素材はアクリル、ポリエステル、ポリウレタン。冬場によく履く靴下。
タイツ(ブラック)
素材はナイロン。冬の女性の定番アイテム。
ストッキング(肌色)
素材はナイロン。タイツと同様に冬の女性のマストアイテム。
5本指靴下
素材はレーヨン、ポリエステル、綿、ナイロン、ポリウレタン。蒸れにくい靴下といえば思い浮かぶのは5本指靴下。
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これらの靴下の中でも、最も蒸れにくい靴下は、「5本指靴下」です。表面積が広い形をしているので、湿度が上がりにくい。
靴の中を快適に保つためには、素材の吸収性に加えて表面積が広いほうが蒸れにくい。
そして、最も吸湿性が良い素材は、ウールです。ウールの靴下も蒸れにくいと言えます。
ウールは水分を吸うだけでなく、繊維の中に閉じこめるので、肌触りも快適です。
素材はウールで、形状は5本指の靴下が、最も蒸れにくく快適に保つことができます。
蒸れにくい順番は、5本指靴下、ウールの靴下、厚手のパイル、メンコン靴下、タイツ(ブラック)、ストッキング(肌色)の順になります。
冬の女性の定番アイテムのタイツやストッキングは蒸れやすい。
女性は5本指の靴下を履くことに抵抗があるかもしれませんが、快適なので家の中だけでも履いてみるのも良いかもしれません。
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合わない靴は靴下で合わせる
パンプスを履いていると横幅がゆるくなったり、靴擦れで痛くなったりすることがありますが、靴下とパンプスを合わせることで足元が快適になります。
タイツでパンプスを履いていると、靴の側面のフィット感が足りず、歩くたびに足が靴の中で前にズレてしまい、親指の付け根と小指の受け根が靴に当たって痛くなってしまう。
足へのフィット感が足りないパンプスは中敷で調整することもできますが、靴下を履くことで靴の側面のフィット感も高めることができます。
靴と足のフィット感が高まると、歩行中にかかる足への負担が軽減されるので疲れにくくなります。
冬場は、黒タイツで靴を履きがちですが、横幅が足に合わないと感じる靴には、靴下で合わせると良いでしょう。冬はナチュラル・ストッキングの上に靴下を履くコーディネートでも良い。
靴と同系色の靴下を選ぶと、足元がすっきりと見えます。お好みの素材の靴下を合わせてアレンジしてみてください。
パンプスに靴下を合わせると、どうしてもカジュアルな印象になるので、洋服もカーディガンなどカジュアルなものを選んで全体的に馴染ませていくのがポイントです。
パンプスに靴下はオバサンぽくなりがちなので、丈の感覚が大切です。スカートは膝が隠れる程度の丈のものを選んで、パンプスの高さと靴下の丈が1:2程度になるように合わせると良いでしょう。
靴下の丈が短すぎると、オバサンぽく見えてしまうこともあります。
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