夏の光熱費は、気温の上昇とともに、どんどん上がっていきます。2人以上の世帯における8月の水道光熱費の全国平均は1万9680円(総務省統計局-家庭調査より)です。なんとか光熱費は抑えたいけど、快適な生活のためには難しい問題です。
今回は、賢く節約する夏の節電方法を紹介します。
エアコンは冷房と除湿どっちが節電になる?
エアコンは、冷房運転よりも除湿運転の方が電気代が高くなるケースが多いです。
除湿を使うのは、室内の湿気を取り除きたい時だけです。設定温度を少し上げて冷房を使う方が節電になりやすい。エアコンの設定温度を1℃上げるだけで、ワンシーズン約820円ほどの節電になります。
エアコンの種類によっては、除湿でも節電モードにできる製品もあります。部屋の環境をどのようにしたいのか、目的に合わせて上手に設定を使い分けると良いでしょう。
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冷蔵庫と冷凍庫の節電
冷蔵庫の中にたくさんの食材が詰まっていると、冷気の循環が悪くなるので余計に電気代がかかってしまいます。冷蔵庫内部のスペースにゆとりをもって使うと良いでしょう。
一方、冷凍庫の場合は、たくさん物が入っている方が消費電力が少なくなります。
冷蔵庫はゆったりとしたスペースで使うと冷却効率が良くなり、冷凍庫は隙間なくびっしり物を入れると冷却効率が良くなるので節電に繋がります。
炊飯器で長時間保温しない
炊飯器は、約10時間保温すると、1回炊飯した時と同じくらいの電気代がかかります。
ご飯を炊く量は、家族が食べる分だけにしましょう。長時間保温せずにご飯を小分けにして冷凍庫に移すと節電に繋がります。
炊飯器の他にも、保温機能を備えた家電は、他の家電よりも消費電力が高いので要注意です。
浴槽は小まめにフタをする
浴槽のフタは閉めた方が節電に繋がります。浴槽のフタを開けておくとお湯の温度が下がってしまうので、追い炊きする時に消費電力が多くなってしまいます。
何度も追い炊きをすると、その分だけ消費電力量が増えてしまうので、浴槽は小まめにフタをするようにしましょう。
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古い家電を買い換える
家電によっては、省エネ機能が良くなっているものがあります。たとえば、エアコン、冷蔵庫、照明器具、テレビなどは、昔の製品と今の製品では消費電力効率が良くなっているので、古い家電を使っている場合は、新しく買い換えることで光熱費の節約になります。
窓に貼るだけで室内快適
窓際は室内の温度に直結する重要な場所です。カーテンで日差しを部屋に入って来ないようにしても、窓が熱源となって部屋が暑くなってしまいます。
できれば窓に太陽の光が当たらないようにする方が良いのですが、そのためには窓の外側にスダレやスライドなどを設置すると良いでしょう。
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