共働き夫婦があたりまえの世の中で、家事や料理は妻だけの仕事ではなくなっている昨今。約50%の夫が料理をするというデータが報告されています。この数字を多いと見るのか少ないと見るのかはさておき、せっかく夫が料理を作っても、妻としては不満があることも多い。
いざ、夫が料理をすると、材料や料理道具の場所が分からず、結局、妻がサポートすることになることも…。できれば、夫の料理が上達して、手放しで任せられるようになるのが一番いいのです。
週末に夫が副菜を作る
夫が料理をしない理由は、仕事が忙しいからというのが最も多い。それならば、仕事が忙しい平日に料理をするのではなく、土日の仕事がない週末に夫が料理をするという料理シェア方法があります。
土日に作り置きできる料理や、冷凍できるおかずを作っておけば、平日の妻の仕事の助けになります。おかずの作り置きはメインのおかずではなく副菜を作り置きします。普段はメインのおかずは妻が作り、夫が作る副菜はそれをサポートするかたちになります。
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どうしても料理が苦手な夫がメインの料理を作ると、食材を効率良く使えずに失敗することが多い。たとえば、ほうれん草の胡麻和えなど、野菜を切って茹でて和えるだけの簡単な副菜であれば、料理が苦手な夫でも妻をサポートすることができます。
週末の作り置き料理は、できるだけシンプルな料理を作ることがポイントです。野菜を切って煮るだけ、炒めるだけ、といった簡単なレシピを覚えて、同じものを繰り返し作ると、夫の料理が上達します。
妻が献立を決め夫が調理する
夫が自炊経験がある場合は料理をすることは問題がないのですが、冷蔵庫の中にある材料を効率良く使って毎日の献立を考えるということは慣れていない夫には難しいことです。
また、夫が自分の好みで作ると大人の味付けになるので、子供が食べないというケースもあります。ネギや生姜の薬味が効いたメニューは子供は食べにくい。子供の好き嫌いを考えながら栄養バランスのとれたメニューを決めるのはなかなか難しいものです。
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妻が冷蔵庫の中の使い切りたい食材をベースに子供が食べたいと思う献立を決めます。使用する食材をもとにレシピはネットで検索します。後は指定されたレシピを見ながら夫が料理を作っていきます。
夫が料理をしている間を利用して、妻が子供をお風呂に入れるなどのお世話をしたり、空いた時間を活用できます。「共働きなのに、なんで料理をするのは私だけ!」という妻の不満を解消できるので、気持ちの面でもお互いに良いと言えます。
料理初心者の夫が知っておくべき事
普段から全く料理をしない夫に、いきなり料理を作ってと頼んでも、結局は妻がサポートすることになり料理シェアにならないということがあります。そんな事態を避けるためにも、事前に妻が夫に次の事を教えておく必要があります。
□ 食材や調理器具の場所を教えてあげよう。
□ いつも何合炊いているかを教えてあげよう。
□ ネットや料理本などでレシピを決めてあげよう。
□ 「美味しい」とほめてあげると次の一歩へ繋がります。
料理初心者の夫は、最初はできなくて当たり前なので、まずはほめてからアドバイスをするのがポイントです。ある程度教えたら手を出しすぎないように任せていくと良いでしょう。子供と一緒に夫の料理をほめてあげると、次の一歩に繋がりやすい。
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