結婚式やお葬式では礼服を着て行けば間違いないのですが、子供の卒業式やお別れの会など、フォーマルな場面で着る服は、何を着ていけばいいのか迷ってしまうことがあります。
特に、今まで経験したことない場面での服装であれば、なおさら悩んでしまうものです。
今回の記事では、そんなフォーマルな場面で着用するフォーマルウェアの選び方について紹介します。
子供の卒業式
子供の卒業式に出席するためのフォーマルウェアは、派手ものは避けたましょう。
2000年代以降、卒業式では落ち着いた色を着る人が増え、黒・紺・グレーが8割以上になっています。
フォーマルウェアでまずおさえるべきは素材です。フォーマルウェアとして最も格式が高いとされているのはシルクです。
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でもシルクは高過ぎるという方には、トリアセテートやポリエステルなどの化学繊維でできたものでも光沢のある素材ならシルクの代わりになります。
綿や麻、ニットでできたものは避けたほうが無難です。
素材をおさえていれば柄が入っていても大丈夫です。最近は色が地味になっている分、柄を織り込んだものが人気です。
素材の他にも、もう一つおさえておきたフォーマルウェアの基本は、アクセサリーについてです。
アクセサリーは、ネックレスやイヤリングの他にも意識しなくてはいけないものがあります。それはバッグです。フォーマルな場面ではバッグ選びも重要です。
フォーマルな場面では小さいバッグのほうが格式の高いデザインになります。
それから布製であることが重要です。ブラックフォーマルもカラーフォーマルもオートクチュールの仕立てからスタートしているので、そういった洋服は1反の布からバッグも靴も洋服も全部作られるので、バッグは布製の小さいものが格式が高いとされています。
それでも、子供の卒業式や入学式であれば、それほど小さいバッグではなくても大丈夫です。大き過ぎずにきちんとした印象のものであればOKです。
コサージュは、名札のような位置につける人が多いですが、鎖骨のあたりまで上げて顔に近い位置につけるのが、上手なつけ方です。
もともとコサージュは、顔を華やかに見せるためにつけるアクセサリーです。ですから、顔に近い方がその効果を発揮できます。
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冠婚葬祭の「平服」とは
葬儀は家族で済ませましたが、生前に親しかった人達でお別れの会を開くことがあります。こんな時はどんな服装で行ってよいのか迷っていまうことがあります。
案内状には「平服」でと記載されていても、初めてお別れの会に出席する人は、どんなことが行われるのか分からないので、服装選びも判断が難しい。
最近では、お別れの会のようにお葬式のありかたが多様化しています。
フォーマルウェアの格式の高さを決めるポイントは、「肌の露出が少ない服装」「無地に近い生地」の2つです。
最も格式の高い正礼装(フォーマル)は足首まで隠れるような無地のロングドレスで生地に統一感があります。
準礼装(セミフォーマル)になると膝下程度の丈で、細かい柄が入っていても離れて見ると無地に見える程度のデザインです。
略礼装(インフォーマル)になると柄や素材は自由度が増します。
正礼装(フォーマル)準礼装(セミフォーマル)略礼装(インフォーマル)の全てに共通しているのがジャケットとアクセサリーは着用するという点です。
冠婚葬祭で「平服」でと記載されている場合は、略礼装(インフォーマル)でも大丈夫です。
注意しておきたいのが、平服は普段着のことではないということです。フォーマルな場面での平服とは、略礼装(インフォーマル)だと認識すると良いでしょう。
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