複数の習い事をしているお子様は、いずれはどれかに絞っていかないといけない・・・。いつ辞めるのか?辞め時が分からない。
親としては送迎が大変・・・。本人が習い事を続けられるか心配ということと、押し付けになってもいけない・・・。
我が子を応援したいという気持ちはあっても、親としてはいろいろ悩みがあるものです。
2020年度からの本格的な教育改革が影響して、子供の習い事も変わってきています。
習い事は子供に選ばせてあげることが大切
複数の習い事をすると、親として送迎が大変、お金もかかります。将来的には子供が本当に習いたいものに絞っていくことになります。
そんな時、何を習うかは、子供に選ばせてあげることが大切です。すると、後から何か辛いことがあっても「自分が選んだのだから頑張ろう」という気持ちになれます。
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習い事を始める前に辞め時を決めておく
習い事は、始める前に辞め時を話し合っておくことが重要です。辞め方を間違えると、せっかく頑張ってきた習い事そのものに対して悪いイメージを最後に残してしまうことがあります。たとえば、「そろばんはもう見たくもない」という気持ちで終わってしまうこともあるのです。
そうならないようにするには、習い事を始める時に、目標や期限を決めておく良い。たとえば、4級まで頑張ろうとか、少なくとも半年は続けようとか、前もって目標を設定しておくと、目標を達成してからさらに続けるか、そこで辞めておくかを毎回話し合って判断すると良いのです。
そうすると、必ず最後は目標を達成して習い事を終わることができ、次に何をやるにせよ自信になるのです。
習い事を選ぶポイント
目指す程度を設定する
ゆくゆくはプロを目指すのか?それとも趣味程度なのか?子供の本気度を最初に話し合っておくと良いでしょう。
お金と時間
習い事にかかるお金の上限額の目安を確認しておく必要があります。実際に習い事を続けていったら、どれくらいのお金がかかるのかをしっかり把握しておきましょう。
また、送り迎えなどの時間は大丈夫なのか?特に共働きで時間のない場合は事前に確認する必要があります。それらお子さんが習い事をする時間が多過ぎて、友達と遊ぶ自由な時間が損なわれていないかについても事前に考える必要があります。
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指導者の経歴
習い事を教えてくれる人がプロの人でレベルの高いものを教えてもらいたいのか?それとも地域のボランティアの人に教えてもらって経験させてもらえれば十分なのか?どうのような指導者に教えてもらいたいのかを事前に確認しましょう。
子供の性格
習い事をする本人の性格に合ったものを選ぶことが大切です。たとえば物怖じしないタイプのお子様であれば大きな教室でワイワイとやっていけると思いますが、おとなしい性格のお子様であれば、もしかすると小さな教室の方が楽しくやれるかもしれません。
2020年度からの新学習指導要領
2020年度から新学習指導要領がスタートし、子供たちが学ぶ内容も変わっていきます。
たとえばプログラミング能力を含む情報活用の教育が学校の授業で行われます。その影響でプログラミングの習い事を始めるお子様が増えています。
また、教育改革によって小学校でも英語が教科になります。小学校3・4年生は「外国語活動」として、小学校5・6年生は「英語」として教科化されます。
これらのことから、プログラミングや英会話の習い事をするお子様が増えている傾向になっています。
子供が習い事を続けていくと、ある時期から「この習い事は自分がやりたいことではなくて、親がやらせたいことなのかな?」と疑問に思う時期がくることがあります。
だからこそ、習い事は最初に本人が決めて、自分がやりたいという気持ちを保つことが大切です。たとえ習い事を辞める時がきても、自分で決めて自分で辞めるということが子供にとって「学び」になります。
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