今回の記事では、美味しいトーストの焼き方を紹介します。
スーパーで買ったいつもの食パンにひと手間加えるだけで、外がサクサクで中がもちもち食感の美味しいトーストを作ることができます。
パン屋さんの食パンがもちもち食感なのは?
パン屋さんでは、湯種製法と呼ばれる特殊な作り方で、食パンをふわふわでもっちりとした食感に仕上げています。
湯種(ゆだね)とは、沸かした牛乳やお湯で小麦粉を練って作る方法で、最近多くのお店で取り入れています。
温かい状態で練ることで、小麦粉のデンプンに強い粘りが生じ、もちもち食感になるのです。
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なかには、強力粉を使わずに、デンプンの多い薄力粉を使い、たっぷりの水分で練ることで、さらにもっちりとした食感を生み出す名店もあります。
しかし、スーパーで売っている袋詰めの食パンには、名店パン屋さんのような、ふわふわもっちりな食感は望めない。
スーパーで買った普通の食パンを、もちもち食感のトーストにできたらいいですね。
もちもち食感の美味しいトーストの焼き方
食パンをトーストにする前に、パンのある部分に切り込みを入れることによって、パンの内部の水分が高く保たれてもちもち食感になります。
トーストにする前に、食パンのミミの内側の4カ所に包丁で深く切り込みを入れます。
切り込みは、下まで貫通しても良いですが、食パンの角の四隅だけはミミと繋がった状態です。
あとはいつもやっているようにトースターで食パンを焼くだけで美味しいトーストになります。
食パンをトースターで焼く時は、ミミの内側の部分は分厚いミミにガードされているので温度が低いままになっています。
このミミの内側の部分に切り込みを入れてミミと切り離すことで、食パンの外側全体をすばやく高温にできるのです。
食パンの外側が高温になると、温められた水分はパンの中心部分に移動します。内側の温度の低い水分と一緒になって温度を均一にしようとするのです。
食パンの真ん中に水分が集まるので、外側はカリカリで中はしっとりもちもちの食感のトーストになります。
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魚焼きグリルでトーストを作ると、さらにもちもち食感で美味しい!
実は、魚焼きグリルを使って食パンを焼くと、さらにもちもち食感のトーストができます。
魚焼きグリル(片面タイプの場合)での焼き方は、食パンを強火で1分30秒焼いたら、食パンを裏返してさらに30秒焼くと完成です。
この焼き時間は目安で、使用する魚焼きグリルによって焼き上がりが違うので、焼き具合を見ながら確認するようにしましょう。
魚焼きグリルでトーストを作る時も、食パンのミミの内側の4カ所に包丁で深く切り込みを入れる焼き方です。
魚焼きグリルは、普段は焼き魚に使用しているので、どうしても中が魚臭い場合が多い。
そのため、魚焼きグリルでトーストを作る時は、食パンが焼き上がったら魚の臭いがつく前に取るようにしましょう。
食パンを焼いている時は水分が蒸発しているので魚の臭いはつきにくいですが、焼き終わってそのまま魚焼きグリルの中に置いておくと、臭いがついて魚臭いトーストになってしまうので注意が必要です。
缶詰の具材で美味しいトーストを作る
缶詰の具材を食パンにのせて焼くだけで、おかず系の美味しいトーストが作れます。
美味しいトーストの焼き方は、缶詰の具材だけでなく、缶詰の汁を食パン全体に塗ることがポイントです。
このようにすることで、トーストのどこを食べても味がついていて美味しくなります。
使用する缶詰は、好みのものでOKですが、定番なのがツナ缶です。ツナ缶と豆板醤を合わせたり、ツナ缶とマヨネーズを合わせたりアレンジいろいろです。
焼き鳥缶にはマヨネーズが相性が良いトッピングです。焼き鳥缶の甘いタレとマヨネーズがピッタリでテリヤキ風な味わいになります。
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