家庭ででる生ゴミは捨て方を間違えると嫌な臭いの原因になります。
臭いからといって、ビニール袋で密閉するのはNGです。
いらない新聞紙を使って生ゴミの臭いを軽減することができます。
Sponsored Links
また、家庭ゴミのなかには、分別が分かりにくい物が少なくありません。
使い捨てカイロは、燃えるゴミ?それとも燃えないゴミ?
壊れたビニール傘は、どうやって捨てたらいいの?
不要になったCDを捨てたい時に何ゴミか分からない・・・
その他にも、化粧品やライター、カードなど、何ゴミなのか分からずに処分に困っていませんか?
ゴミの分別の基準は、地域によって異なることもありますが、ゴミの捨て方には原則があるのです。
今回の記事では、生ゴミの臭いを軽減させる捨て方や、分別しにくい家庭ゴミの見分け方などを紹介します。
生ゴミの捨て方
家庭からでる生ゴミは、日にちが経つと嫌な臭いが出るため、捨て方に困ることが多い。
よくやりがちな処分方法が、料理ででた生ゴミをビニール袋に入れて、ビニール袋を縛って密閉し、それを蓋付きのゴミ箱に入れるという捨て方です。
しかし、この方法では、かえって生ゴミの臭いをひどくしてしまう恐れがあるのです。
生ゴミの嫌な臭いの原因は3つあります。
1.生ゴミ自体が濡れている。
2.生ゴミをビニール袋の入れて密閉している。
3.ゴミ箱に蓋をしている。
生ゴミには微生物が付着しています。この微生物の中には空気を好まない種類もいるので、密閉するよりも空気にさらした方が臭わないものがいるのです。
嫌な臭い対策のためにビニール袋で密閉しているのが、かえって嫌な臭いを発生させる原因になっているのです。
そこに水分があると、微生物は増殖して、さらに臭いガスを発生させてしまいます。
料理ででた野菜の皮などの生ゴミは、ザルなどに分けておいて濡らさないことが大切です。
生ゴミをシンクの三角コーナーに置くと、どうしても濡れていまうので、臭いの原因になります。
生ゴミは新聞紙を四つ折りにして、その間に入れます。新聞紙が無い場合は、チラシや紙袋でもOKです。
多少濡れた生ゴミがあったとしても、新聞紙に包むことで水分を吸い取ってくれます。
新聞紙は空気を通すので、そのうち生ゴミが乾燥して、嫌な臭いが発生しにくくなります。
生ゴミを包んだ新聞紙をゴミ箱に入れて、蓋をしないことがポイントです。
そもそもビニール袋には、目に見えない小さな穴がたくさん開いていて、しっかり縛っても内部で発生した嫌な臭いが外に漏れてしまいます。
通気性の良い新聞紙で包む捨て方の方が、生ゴミが乾燥して嫌な臭いが弱まります。
Sponsored Links
分別が分かりにくい家庭ゴミ
自治体によってはプラスチックゴミが燃えるゴミに分類されていて、そもそもプラスチックゴミの分別をしていない所もありますが、地域によっては、プラスチックゴミを「容器包装プラスチック」と「製品プラスチック」の2つに分別されてる所があります。
分別して収集するプラスチックゴミは、「容器包装プラスチック」です。
CDケースなどは「製品プラスチック」に分類されるので、ブラスチックゴミとして出すことができない自治体があるのです。
容器包装プラスチックに分類されるものは、「プラマーク」がついているのが特徴です。
具体的には、卵のパックや、食品のトレイやカップ、ボトル類などが容器包装プラスチックになります。
プラスチックのリサイクルにはお金がかかるので、これらの商品を発売しているメーカーがその料金を負担しています。
なかには分別がしにくい家庭ゴミもあります。
たとえば、壊れたビニール傘は燃えないゴミの場合が多い。いろいろな素材を使っている場合は燃えないゴミとして扱われることが多いのです。
保冷剤などは、ほとんどが水分でできているので燃えるゴミの場合が多い。
使い捨てカイロは、燃えるゴミか燃えないゴミか自治体によってバラバラなので、必ず事前に確認してください。
まだ中身が入っている化粧品は、燃えないゴミになります。
※ゴミの分別は自治体によって異なります。各自治体のルールに従ってください。
Sponsored Links
おすすめの記事
野菜の保存方法!冷蔵庫と常温どっち?長持ちさせるポイントを紹介!